9月28日放送 PONTSUKA!!を聴いて。
BUMP OF CHICKENのBa.直井由文さんが、活動休止となりました。
これから書くことはひとりのしょうもない意見であり、他の感じ方が大いにあって結構だと思います。
まとまっていないけれど、私の中で整理するためと、もしかしたらこれを読んで「BUMPがもう聴けない」と思っている人の気持ちが変わるかもしれないという甘い考えで書きます。
この件に関して、BUMPの他のメンバー全員揃って彼らのラジオ番組「PONTSUKA‼︎」にてリスナーに向けてのメッセージが放送されました。
それを聞いて、嬉しかったし悲しかった。
それが素直な感情です。
嬉しかったのは、以下の2点。
メンバーが「人を軽率に扱うこと/扱ったこと」を重く捉えてくれたこと。
リスナーがどんな気持ちをもってBUMPの音楽を聴いていたかを理解してくれたこと。
それらをまっすぐな言葉で話してくれたことが嬉しかったです。
不倫をされる、つまり相手側の女も軽率だったという意見も散見されたけれど、それは人を軽率に扱っていいことと同義ではないでしょう。
週刊誌に「暴露」されたのもそう。
軽率に扱ったから、軽率に扱われるんです。
それを重く捉え、バンドとしてどうするべきかを話し合ってくれた。
また「心の傷」と藤原さんが言ってくれた、リスナーの辛かった思い出の中には「軽率に扱われたこと」も多く含まれるでしょう。
それを「大丈夫だよ」「君がいてくれてありがとう」という思いを込めて、作って演奏してくれて包んでくれていると思っていた。
でも、少なくとも1人は、そうじゃない時間があった。
いやいや演奏中は心を込めてた、と言われても、わたしには受け入れがたかった。
人を軽率に扱える人が、ファンのことは軽く見てないなんて、私には信じられませんでした。
全部嘘だったように感じました。
その気持ちを、BUMPは尊重してくれたと思っています。
悲しかったのは、この事で残りのメンバーが声を震わせていること。ものすごく苦しい思いをしただろうこと。
今までたくさん自分を救ってくれた、楽しませてくれたBUMPのメンバーにこんな気持ちを味わって欲しいわけじゃない、だから大騒ぎしたくない気持ちもあった。
プライベートのことじゃないか。
音楽そのものには関係ないじゃないか。
そう思って気にしないことにしたかった。
でも、難しかったです。
ごめんなさい。
他のメンバーに謝りたい……
BUMPが幼馴染4人でやってきたその歴史も好きだった。1人でも欠けたらBUMPじゃないんじゃないかなとも思う。
直井さん自身のこともそう。彼の存在を全否定したいわけではない。
でも、何事もなかったように今まで通りに活動されたら、やっぱりファンの一部かもしれないけど、自分も蔑ろにされたことがある人の悲しい気持ちも置いてけぼりにされる気がしていました。
でも、でも。
バンドが無くなるのはもっと嫌。
それに、BUMPは活動休止します、って言われた方がこの悲しいショックな気持ちはそのままになりそうだった。
直井さんがしたことで、BUMPは終わってしまったと思うのがまた辛くなったと思う。
直井さんが活動休止して、残りでBUMPを続けてくれるそれが一番わたしの中でしっくりきました。
4人じゃなきゃダメだって気持ちも尊重してくれた上で、「3人で活動する」を選んでくれたことに感謝しています。
繰り返すけれど、直井さんのことを全否定したいわけじゃない。だからこの「活動休止」でよかったと思う。
期限が決まっていないけれど、いつかは戻れるかもしれない。
だから、反省して欲しい。
そしてまた戻ってきてほしい。
傷つけられた人が何人かいるなかで、勝手な意見かもしれないですが、ひとりのリスナーとしての残りのメンバーの言葉を聞いた上での意見はこうなりました。
音楽が優しいBUMPのメンバーには真摯な人でいてほしいというのは贅沢でしょうか?
でもわたしはそう思ってしまったのです。
それを尊重してくれたと思う結論に、藤原さん、升さん、増川さん、そして直井さんに感謝します。