日々のことと女であること。
またぼーっと過ごしている間に日が経つ。
いや、日常的にはがんばって活動しているのだけれど、日記に起こすのをぼんやりしてしまう。
当たり前なのだけれど、妊娠してから生理が来ない。来ないのは来ないで楽チンで良いな、生理前のイライラや眠たさや食欲もないしと思っていたけれど、妊娠による体調不良があるから同じだなと後で気づいた。
女はこの臓器にずっと振り回されて生きていかなきゃならない。
飼っているチワワが子宮の不調で元気をなくしていたときも女は女で大変よね、と撫でた。今は元気になって、走り回っている。
男は男で大変なので、女だからいたわれとは思わないけれど、女同士じゃなきゃわかんないことはたくさんあるなと思った話。
ただ、今の不調は何もかも愛おしい命のためだと思うと頑張れる。親とはそういうものなのだな。
新しい命は男の子でした。9ヶ月目にしてようやく判明。お股を隠し続けるシャイボーイでした。やっと買い物するときに「どっちも使えるやつ……」と悩まなくて済むのだ。
妊娠してからたくさんの人の優しさに触れられてほんとうに幸せ。
待合で席を譲ってくれる人の多いこと。私にちょっとぶつかりそうになった女性が、お腹を見たあと血相変えて謝ってくれたこと。その気遣いは忘れません。