オイルでメイクを落としてみた話。
早く使った方がいいなーと思っていたホホバオイルがあったので、メイク落としとして使ってみた。
オイルを多めに手にとって、顔をクルクル。
なじませた後に、普通に洗顔。
もしかしてオイルがなかなか落ちないかな、と蒸しタオルか何かで一度取る覚悟もしていたけれど、石鹸で洗った手で洗顔すれば顔につけたものはあっさり落ちた。手がヌルヌルだと流石に石鹸が泡立たないw
洗い上がりは肌が柔らかくなっていて、さらに小鼻の黒ずみも取れた。これはもうあきらめの域に達していて、こいつと共に生きていくとすら思っていたのに。
前々から化粧落としではない、ただのオイルでメイク落としするといいと聞いていたのに早くやればよかった。
毎日やってどうなるかは不明。
今日は2日目。ちょっと実験的に毎日やっちゃおうと思ってます。
ホホバオイルはこれで使い切ったので、次からはオリーブオイルで試すよ!
食用油でやっちゃダメっていうのは、化粧品業界が高価な化粧用を売ろうとしている魂胆、口にするんだから食用の方が綺麗に決まっている、というネット情報も見かけた。
もしかしたらそういうわたしの知らないチカラも働いているのかもしれないw
でも、わたしが大学の時の食品化学の講義では
「経口摂取は異物に対してある程度の耐性ができるように出来ているが、目などの粘膜からの体内摂取はそういう風には出来ていないので化粧品などからアレルゲンとなるものが染み込んでいくとアレルギーの発症の原因となることがある」
とのことで、こちらはとても納得している。
茶のしずくという石鹸で小麦アレルギーが多数出てしまった(あれは小麦を小さく分解した物質を美容成分として入れていた)あの事件の原理として説明を受けたのですごく覚えている。
教授の講義の細かいところはわたしの記憶違いだったら申し訳ないが、とにかく食用の方がむしろ肌にも安全という理論はネット上によく出回っているけれど、間違っていると思うので気をつけてほしい。
食用はまた別の安全基準で、お腹痛くなったり味がおかしくなったりしないかの検査を受けているものなんですよ。お腹痛くなることと顔に塗って異常が起きることは身体にとって全く別のルート。食べて大丈夫なのでオッケー!という理論はちょっと変かなと思います。
食用のものがすべて危険、というわけではないけれど、精製具合など顔に塗ることを想定して作られていないことだけはお忘れなく。わたしはオススメしません、とだけ書き添えておきます。