フルオレMIX

後から読み返して赤面するために書いています。メイクでブスの悪あがきをしている。

保健師さん訪問

市役所から保健師さんが訪問に来てくれました。

 

「出産はどうでしたか?」

って話聞いてくれて、

「そうかぁ、じゃあお母さんは頑張ってこの子を産んだんですね。とってもかわいく育ってますよ」

って言われて泣くかと思いました。

 

子育てしてるお母さんはみんなこれが聞きたいよね。どんな安産中の安産のお母さんでも頑張って十月お腹で育てて一生懸命産んで、産後ヘトヘトの身体で赤ちゃんの世話して来たのは間違いないから。

 

病院に行った方がいいのかな、と不安に思っていたこと全部聞いてくれてアドバイスくれてありがたかったです。

 

子ども産む前は

「こんな事業もしてるんだ、でも私は要らないかなー」

とか思ってたんですけど、めっちゃめちゃ有難いサービスでした。

有難すぎて「みなさま税金納めてくれてありがとうございます!!」って叫んでまわりたいくらいですね。

 

そろそろ予防接種に行かなくちゃね。

雪椿

自分なりの人生の節目に万年筆を買うことにしようと思っていて

今回の出産でまた一本、記念に買いました。

 

普通は出産が無事に終わってから買うべきだけど、増税前に買っちゃいたかったのと出産後バタバタするだろうからと思って安産祈願?ということで。どういうことや。

 

今まで持っていたのはパイロットだけれど、今度はセーラー万年筆

四季織というシリーズの「雪椿」にしました。

カリカリ具合がお気に入りです。

パイロットより好みかも……パイロットはヌラヌラしてたので線が太くなりがちだったので。

 

白いボディに、赤いラメが入っていて小ぶり。

雪面に赤い椿の花びらが散っている様子をイメージしているのかな。

眺めるだけで楽しくなる可愛らしさです。

 

この万年筆で、息子の出生届も書きました。

思い出の一本となりますよう。大切にします。

 

出生届、写真撮り忘れた!!

無事に退院。

退院の前に母子手帳に先生からのどんな出産だったのかの診断を記入してもらったのだけれど

いろいろと書かれててちょっと笑っちゃった。

 

もしかして、わたし、難産……?

(よく見かける『息を呑んでいる女の人のフリー素材の写真』)

 

でもお産はフルコースで全部経験できたみたいなのでお得。

次があっても、問答無用で帝王切開だしね。

強烈な陣痛からいきみのとこまではやったし。うりゃっと下から産むことができなかったのだけ残念。噂によるとめちゃめちゃ快感だそうじゃないか。痛くて辛いのだけ全部味わっといた。

 

お腹の傷は綺麗に塞がった。

あとは先生が、とにかく跡(ケロイド)にならないための処置を考えてくれてありがたいです。

よく聞く、パンツのラインに隠れるように横切りするという術もあるけれど同じ時期に帝王切開になったママさんが「わたし別の病院で前回横切りでしたけど、その時のやつ結局跡になってるから裸になるとテンション下がる。ここの先生がする縦切りの方がよっぽど綺麗ですよ」と言ってた。なるほど、先生のあとにならないようにと施していく処置が丁寧なので納得。

跡はそこまで気にしてはいないつもりだけど、でもないに越したことないもんな。温泉とか行くとき気になっちゃうかもだし。

 

退院の時に、産まれた時の写真と足型をプレゼントしてくれた。

産まれて産湯に入ってすぐのギャン泣き中の写真だからかわいくないけど、でもオギャー!って泣きながら産まれてきてくれた時のこと思い出して泣けた。ほんとうに嬉しかったから。

 

母は当時少し珍しい病気で、出産して母子ともに生き残るのは5050かな、産まれた子も20歳まで生きるかな?なんて言われていた私ですけど、めちゃくちゃ元気に生きて、そしてさらに子供を産むことができた。

あの時にこの先わかんないなーと言ってた先生たちに「ほらほら!」と見せてやりたいな。全然関係なかったみたいよ!と。

母自体はやっぱり長生きはできなくて今回赤ちゃんを見せてあげるのは間に合わなかったけれど、でもあなたが一生懸命病気と闘った人生は次に繋がりましたよ、と墓前に報告したい。

あとはこの命、なんとか大きく育てなきゃ。

 

最後一週間にして

「一か月検診で大体このくらいの大きさかな」

と言われるほどの体格の良さを見せているのだけれど、この子はほんとお腹の中でのんびり大きくなってから出てきたんだなー。お腹の中の一日は外の何日分にも匹敵するらしいから。できるだけお腹の中で育ててあげてね、と指導があったので、「よしそうしてあげよう」と思って、いろいろ大事にしてたらこんなことに。

 

あまりのでかさになんか笑っちゃうけど、うん、いいこといいこと。

 

小さな診療所で出産したけれど、それでもここだけでも毎日のようにお産が始まって新しい赤ちゃんが生まれていく。それをこの一週間眺められて楽しかった。小さい命はみんなかわいい。

 

産婦人科の先生、看護師さん、助産師さんはいろいろ大変だろうけど産まれてくる命をたくさん助けていて本当にいいなと思った。

 

小学生みたいな感想をもって、終わります。

少し慣れた君と。

だいぶお乳飲ませるやり方わかってきた!

片手でヒョイっとできるように。私も上手くなったし、子も上手く吸えるようになった。

 

新生児のふにゃふにゃな身体を扱うのに怯えていたけれど、よく考えたらうちの子体格いいのでそんなにふにゃふにゃしておらず、割と雑に扱っても大丈夫そう。そう思ったら扱えるようになりました。

げっぷさせようと、縦抱きに持ち替えた時に首がぐらんっとなって顔が私の胸にごちんと当たったりもした。

「ぎゃ、大丈夫?」

と覗き込んだら酔っ払いのおっさんみたいな顔して

「今のは何が起こったんですかねぇ?」

と言わんばかりに目をゆっくりしばしばさせているだけだったので割と雑でもいけるなと確信。(ダメです)

 

あとはミルクをびっくりするくらいの量、一回にぐびぐび飲んでそして看護師さんが

「ちょっとさすがにそろそろ起こしましょうか」

というくらいの時間、寝続ける。

4〜5時間寝るのって普通に大人の睡眠時間やん。ウンチとオシッコも無視して寝ます。

 

ほんとにこの子、新生児……? 

 

という私が赤ちゃんの頃このタイプで母親に「育てやすかった〜」と言われていたので、そこが似てくれてたらいいな。

 

授乳室で一緒になった私より数日後にお母さんになった方が、

「すごい、慣れてますねえ」

と話しかけてくれた。

そして、

「いやいや、私初産ですよ!」

「えっ、私もなんです!!」

「産んだのが数日早いだけですから。なんかやってたら慣れましたよ」

「ほんとですか、頑張ろ〜」

という会話をした。

 

ちょっと前の私が別のお母さんにいろいろ教えてもらったみたいに、次のお母さんの希望になれてたら嬉しい。

 

初めて同士のたたかい。

誕生から数日が経った息子、授乳の時に目を開き始めました。今まではずーっと目を瞑っているか開けても片目。

赤ちゃんって最初から目が開いてるわけじゃないんですね。

というかそもそも目が開いても見えてないらしい。ぼんやりとしかものを見てないとか。そうなんだ……

 

めちゃめちゃかわいいけど、たまにどうしていいかわからないときはちょっと悪魔にみえる。でもやっぱりとびきりに可愛くて大切にしたくて、その行ったり来たりなんだろうな、子育てって。

 

授乳室でおろおろしてたら、二人目で入院中の先輩お母さんが、
「それ指チュパチュパしてるでしょ、まだ欲しいってことですよ、多分」
「さっき替えたオムツがもしかしたらまた汚れてるのかもですよー」
と的確なアドバイスしてくれて、そして毎回その通りで!神様に見えます……。
嫌みのない感じでそっと教えてくれるので、普通に考えて性格のいい方なんでしょう。輝いている。
この方も帝王切開で、入院期間が私とほぼ同じなのですごくありがたい。授乳室で一緒になった時はホッとします。

早く慣れないとなぁ、という気持ちと、いやこっちも初めてのことだらけだから!という気持ちの間でぐらぐらしています。

産まれて来てくれてありがとう。

  先日、元気な男の子を出産できました。

 

経膣分娩で進めていたのですが、子宮の出口にはまり込んでしまって動かなくなってしまったために急遽、帝王切開での出産となりました。

 

赤ちゃんの心音が弱ってしまったときは本当にどうしようと思ったし、お腹を切られている間も自分に何かあったとしてもどうかこの子だけは無事でありますように!と願いました。

 

そして今私にできることは必死で呼吸して酸素を送ることだと思って呼吸を頑張りながら。

 

産まれてきてくれた時は本当にホッとしました。

 

検診のエコーでは小さめだね、と言われていたはずなのにいざ出てきてみると3470グラムの51.5センチ。のんびりとお腹の中ですごしまるまると育っちゃったようです。先生も「お母さんのその身体のどこにあんな大きな子が収まっていたのかわからないくらい」と首を傾げるほどでした。

 

陣痛が弱くて陣痛促進剤を打たれましたが、なかなか子宮口が開かず。あまりにも時間がかかっているので「お母さんの体力が保たない」と張り止め(陣痛を弱める)をされました。そんな休憩を挟んでまた陣痛からやり直し。足掛け4日に渡る出産でした。

 

それでもしっかり陣痛を経験して産まれた赤ちゃんは外の環境に適応しやすいのよ、と看護師長さんに労われました。

 

実際、息子は帝王切開後は保育器に入れられたものの、本来なら24時間入れておくところすぐにお外の環境に馴染んで8時間で出してもらえました。あの苦痛は無駄じゃなかった。

 

また出産レポはゆっくりと書きたいな。

 

数年前は「出産ってしんどいんでしょ、絶対したくない!!やっても無痛分娩にする!」などと息巻いていたわたし。なんなら人生に子どもなんていらないよ!と思ってたけど。


最後の方はほんとしんどかったし、今もお腹の傷は痛むけど、でも自分の子どもはめちゃくちゃかわいいから全部オッケーです。

 

あとは立ち会い分娩にしてよかった。わたしは夫と出産を乗り越えたと感じています。夫がいてくれたから頑張れたと思ったし、横にいた夫も私が必死で息子を産んでくれたと感じてくれているみたいだし。恥ずかしい言葉で言うと絆が深まった、そんな気分です。お互いにお互いを見直して、尊敬することができました。


最初は夫も「絶対いやだ」って言っていたし、私もどうせ何もできないだろうし一人で産むよって思ってたんですが、私が友だちに「絶対立ち会わせた方がいい! じゃないと男は勝手にポンと産まれたと思うし、そう思われたらたまらないよ」と言われ、夫は親戚の男の子に「絶対立ち会った方がいいよ、産まれる瞬間はほんと感動するし、何にもできない男だからこそ立ち会うべき」と何度も説得されたので立会いをすることに。結果的に、彼らに非常に感謝しています。

 

夫は今、ほぼノー残業で会社を飛び出して産婦人科に会いにきてくれています。夫の会社の社長さんもうちの子の誕生を楽しみにしてくれていて、退院予定日も休んでいいと言ってくれてありがたい限りです。

 

とりあえず手短にご報告を、と思って書き始めたはずが結局長文になってしまいました。読んでくださり、ありがとうございました。